
イングリードの英語コーチングは、規約上、納めた費用は原則返還されない扱いです。例外として定められているのが、3か月以上の契約を対象にしたクーリング・オフです。
申し込んでから「思っていたのと違った」とならないよう、返金と解約の条件を、誰が・いつまでに・何をすればの形で整理しました。税込の料金と、補助金・給付金の条件もあわせて載せています。
返金を前提に考える記事ではありません。条件を知ったうえで、無料カウンセリングで聞きたいことを決めるための材料として読んでください。
- 規約では納めた費用は原則返還されず、例外がクーリング・オフ(対象と期限はこちら)
- 途中解約と自動更新は、終了日や起算日の10日前までの申し出が条件(手続きの違いはこちら)
- 料金はプラン別に税込の総額を表で整理(料金はこちら)
- 無料カウンセリングは60分〜90分の予定で、聞いておきたいことも載せた
結論は返金が原則できず例外がクーリング・オフ
利用規約の第6条2項は、一度納めた諸費用は返還できないと定めています。ただし同じ項で、例外は第10条のクーリング・オフとされています。



| 場面 | 規約での扱い |
|---|---|
| 納めた費用の返還 | 原則として返還されない。例外はクーリング・オフ(第6条2項) |
| クーリング・オフ | 3か月以上の契約で、規約を受領した日から8日を経過するまでに書面(メールを含む)で解除すると、納入金の全額が返還される(第10条) |
| 月の途中で終了した場合 | 理由を問わず、当月分は日割り精算されない(第6条6項) |
| 長期一括プランの中途解約 | 毎月の起算日の10日前までに担当コーチと運営会社へ申し出て、所定の方法で手続きする(第6条7項) |
| カウンセリング予約の変更 | 前日17:00(日本時間)まで。それ以降は1回分を実施したものとみなされる(第8条) |
TOEIC点数保証コーチングコースの「保証」は、返金ではなく目標点数に届かなければ無料で1か月延長という内容です。週20時間以上の学習など、適用条件も示されています。
全額返金をうたう「返金保証」という名前の制度は、2026年10月時点の料金ページでは案内されていません。返金の可否は規約の条件で決まると考えておくと、申込後の行き違いを避けられます。
クーリング・オフの対象と期限
規約の第10条は、対象になる契約と期限をはっきり区切っています。誰が・いつまでに・何をすれば対象になるのかを、順に整理します。
3か月以上の契約をした会員です。契約期間が2か月以下、または支払総額が5万円以下の場合は適用されません。
本規約を受領した日から起算して、8日を経過するまでの間です。
書面(メールを含む)で契約の解除を伝えます。効力は書面を発したとき(郵送の場合は消印日付)に生じます。
納めた金額の全額が返還され、損害賠償や違約金は請求されません。提供済みのサービスの対価も請求されません。
教材の扱いにも決まりがあります。運営会社が無償で提供した教材は返却が必要で、返送の費用は運営会社の負担です。自分で購入した教材は、運営会社の指示による購入でなければ自己負担になります。
サブスクリプションプランは、規約上の最低受講期間が2か月で、その後は1か月ごとに自動延長されます。自分の契約が対象かの確認は、申込前に運営会社へ行っておきたい点です。
途中解約と自動更新の期限
途中で終わらせたいときの手続きは、プランで違います。共通するのは、期限が「10日前」で区切られている点です。
| プラン | 支払い | 終了の手続き |
|---|---|---|
| サブスクリプション | クレジットカード(毎月の更新日に決済) | 最低受講期間は2か月。利用期間の満了10日前までに終了の意思表示がないと、同じ条件で1か月ごとに自動延長される(第6条4項) |
| 長期一括プラン | 銀行振込 | 初回カウンセリング後に中途解約する場合、毎月の起算日(初回カウンセリング実施日から1か月ごと)の10日前までに、担当コーチと運営会社へ申し出る(第6条7項) |



退会そのものは、担当コーチと運営会社に申し出たうえで、運営会社が定める方法で手続きする決まりです(第9条1項)。退会後にコースを再開する場合は、事務手数料11,000円がかかります。
規約の中途解約の項は、長期一括プランを対象に書かれています。教育訓練給付金プランの解約条件は、申込前に運営会社へ確認しておきましょう。
イングリードの料金はいくら?プラン別の総額
料金は、プランと期間で総額が大きく変わります。2026年10月時点で公式の料金ページに出ていた税込の金額を、入会金込みで並べます。
| プランと期間 | 総額(入会金込み・税込) | 支払いと分割 |
|---|---|---|
| サブスク 2か月 | 362,560円 | クレジットカード。分割払いは不可 |
| サブスク 3か月 | 516,340円 | クレジットカード。分割払いは不可 |
| サブスク 4か月 | 670,120円 | クレジットカード。分割払いは不可 |
| 長期割引 6か月 | 903,866円(8%割引後) | 銀行振込。クラウドローンで分割可 |
| 長期割引 12か月 | 1,715,824円(10%割引後) | 銀行振込。クラウドローンで分割可 |
| 長期割引 18か月 | 2,463,195円(13%割引後) | 銀行振込。クラウドローンで分割可 |
最短の2か月でも、入会金込みで税込362,560円になります。学習教材の費用は別とされているため、金額は無料カウンセリングで聞いておきたいところです。



サブスクリプションプランは分割払いに対応していません。分割は銀行振込のプランでクラウドローンを使う形で、銀行の教育ローンを紹介する仕組みとして月々1万円台からと案内されています。
審査や金利の条件は、ローン側の案内で決まります。申込前に、月々の返済額の試算まで確認しておきましょう。
TOEIC点数保証コーチングコースは3か月で、受講料494,780円と入会金55,000円(どちらも税込)、教材費33,000円(税込)が別に示されています。英語コーチングコースとは契約期間の決まりも違うため、どちらのコースかを先に決めておくと比べやすくなります。
リスキリング補助と教育訓練給付金の条件
費用を軽くする仕組みが2つ案内されていますが、どちらも条件つきです。受け取れる時期と、途中でやめた場合の扱いも先に知っておきましょう。
教育訓練給付金は修了後に申請する
公式の案内では、対象コースを修了すると、受講料の20%(上限10万円)が教育訓練給付制度から支給されます。教材費は対象に含まれません。
- 誰が: 雇用保険に加入中、または加入していた人(初めての利用は加入期間1年以上、2回目以降は3年以上で前回の支給決定日から3年以上)
- 受講中に: カウンセリング出席率80%以上、チェックテストで合格点以上、受講前後に2回のテストを受験
- いつまでに: 受講修了日の翌日から1か月以内に、自分でハローワークへ申請
リスキリング補助は途中退会で対象外になる
公式は、経済産業省のリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業を使った補助を案内しています。上限は最大32.8万円で、内訳は受講修了で最大234,700円、転職後1年間の継続就業で追加最大93,880円です。
対象になる条件は無料カウンセリングで確認する形です。途中で退会すると対象外になり、割引後と通常の料金との差額を支払うと案内されています。



制度の受付状況や条件は変わることがあります。申込時点の内容を、無料カウンセリングで確認しましょう。
無料カウンセリングで聞いておくと安心なこと
公式のよくある質問では、申し込みを検討している人はもちろん、興味がある程度の人も歓迎と案内されています。返金と解約の条件を知った今だからこそ、相談の場で聞けることがあります。



カウンセリングは完全オンライン(Zoom)で、所要時間は60分〜90分の予定です。時間に制限がある場合は、当日に担当者へ伝えられます。
内容は、英語力の診断、学習アドバイス、サービスの紹介(メソッド、サンプルカリキュラム、料金)です。料金の説明も含まれるので、その場で条件を質問できます。
コーチが合わない場合は、指導方法の見直しやコーチの変更も可能と案内されています。サービスの開始は、申し込みから最短1週間ほどです。
- プラン別の総額: 教材費の金額も含めて、いくらになるか
- クーリング・オフ: 自分の契約期間と支払総額が対象になるか
- 解約の手続き: 更新日や起算日の調べ方と、申し出る相手・方法
- 補助の条件: 教育訓練給付金とリスキリング補助の対象と、受付状況
- 分割払い: 銀行教育ローンを使う場合の流れ
\ 条件を知った上で話を聞いてみよう /
※所要時間は60分〜90分の予定で、オンライン(Zoom)で受けられます
イングリードのコーチングが向く人・向かない人
向き不向きは、学習の進め方と費用の考え方で分かれます。
- 週1回のカウンセリングと毎日のLINEで、伴走してもらいながら進めたい人
- 学習計画やスケジュールを、コーチと一緒に決めたい人
- 料金と解約の条件を確認してから、納得して決めたい人
- 教材費も含めて、費用をなるべく抑えて始めたい人
- 更新日や起算日など、期限のある手続きを自分で管理するのが難しい人
- 週1回のカウンセリングと毎日のやりとりの時間が取りにくい人
どちらに近いか迷うときは、1週間の学習スケジュールのサンプルを見せてもらうと続けられるかの見当がつきます。
イングリードの返金・解約でよくある質問
- イングリードは返金してもらえますか?
規約の第6条2項は、一度納めた諸費用は返還できないとしています。例外は、第10条のクーリング・オフに当たる場合です。個別の事情は運営会社に確認してください。
- クーリング・オフは何日以内ですか?
3か月以上の契約の会員が、本規約を受領した日から起算して8日を経過するまで、書面(メールを含む)で解除できます。契約期間が2か月以下、または支払総額が5万円以下の場合は適用されません。
- 途中解約はいつまでに申し出ればいいですか?
サブスクリプションプランは、利用期間の満了10日前までに終了の意思表示をします。長期一括プランは、毎月の起算日の10日前までに担当コーチと運営会社へ申し出て、所定の方法で手続きします。
- 分割払いはできますか?
サブスクリプションプランは分割払いに対応していません。長期割引プランと教育訓練給付金プランは銀行振込で、クラウドローン経由の分割が月々1万円台からと案内されています。
- リスキリング補助は誰でも使えますか?
誰でも対象ではなく、条件があります。対象かどうかは無料カウンセリングで確認する形で、途中で退会すると対象外になると案内されています。
参考にした資料
この記事は、イングリードの公式サイトの料金ページ、利用規約、特定商取引法に基づく表示、無料カウンセリングのページ、よくある質問、教育訓練給付金とリスキリング補助のページ、TOEIC点数保証コーチングコースのページの記載をもとにまとめました。給付金と補助の制度は、ハローワークと経済産業省事業の公式ページも参照しています。
まとめ
イングリードの返金は、規約上は原則できず、例外がクーリング・オフです。対象は3か月以上の契約で、期限は規約を受領した日から8日以内、途中解約と自動更新は10日前が区切りでした。
料金は最短2か月で税込362,560円から、教材費は別です。条件を知ってから無料カウンセリングで、自分の契約が対象になるかや補助の条件を直接聞いてみてください。
\ 気になる点は相談で聞いてみよう /
※興味がある段階でも参加できると案内されています

