
でも質問付きは高いし、どっちを選べばいいのか迷っている。
簿記の通信講座を選ぶとき、「分からないところを質問できないまま進めて大丈夫か」で手が止まる人は少なくありません。結論から言うと、質問できなくても進められる人と、質問環境がないと止まりやすい人は分かれます。
たぬ吉の資格塾の日商簿記2級(商業簿記)には、33,000円(税込)のスタンダードと、82,500円(税込)の個別サポート付があります。差額は49,500円で、その中身は個別LINEサポート(3か月間無制限)です。
この記事では、その差額が何に払うお金なのか、質問なしでどこまで自力で進められるのか、サポートが必要になるのはどんな人かを順に整理します。
- 動画講義(全23回)と勘定科目総まとめPDFはどちらも同じで、違いは個別LINEサポートの有無だけ
- 質問の代わりになる手段は、動画の見返し、問題集の解説、無料の公開資料の3つ
- 自分の答案のどこが違うか分からない場面は、自力では解決しにくい
- 購入後は原則、返金も他商品への振替もできないので、パック選びは申込前に
33,000円と82,500円の違いは、個別LINEサポートだけ
公式ページの記載を整理すると、2つのパックで変わるのは質問対応の部分です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 動画講義 | どちらも商業簿記の全23回 |
| 勘定科目総まとめPDF | どちらにも付く |
| 個別LINEサポート | 82,500円のパックのみ。3か月間無制限 |
| テキスト・問題集 | どちらも別売(TAC出版などを推奨) |
| 視聴期限 | どちらも期限なし |
| 差額 | 49,500円(82,500円から33,000円を引いた額) |
つまり、49,500円は3か月間いつでも質問できる権利への支払いです。月にならすと16,500円で、その3か月に質問したい場面がどれだけ出るかが、払う価値があるかの分かれ目になります。
分からない点は、公式LINEかメールで問い合わせできます。気になる点は、申込前に整理しておきましょう。
質問できない不安は、3つの場面に分けると自力で解決できる範囲が見える
「質問できない」と言っても、困る場面は一つではありません。場面ごとに、質問以外の手段がどこまで使えるかを見ておきましょう。
講義の内容が分からないとき
動画講座は、同じ回を何度でも見返せます。たぬ吉の資格塾は視聴期限がなく、再生速度も調整できると公式のよくある質問にあります。
公式が打ち出しているのは、「なぜそう考えるのか」を追求した講義です。この場面は、質問がなくても見返しで解決しやすい部分です。
問題が解けない・解説が分からないとき
公式のよくある質問は、「たぬ吉動画→テキスト→問題集→過去問」の順で進める方法を案内しています。この場面では、問題集の解説が質問の代わりの最初の窓口になります。
商工会議所の公式サイトでは、2級のサンプル問題が公開されています。解答と解説はTACとネットスクールが公開していて、商工会議所の公式情報ではないと明記されています。過去の試験の「出題の意図・講評」は、2級の第139回から第157回まで(第155回は中止)がPDFで読める状態です。
自分の答案のどこが違うのか分からないとき
自力で解決しにくいのは、この場面です。解説を読んでも、自分の考え方がどこでずれたのかが見つからないことがあります。ここで止まると復習が進まなくなる人は、サポート付が候補になります。
質問なしで進めやすい人と、サポートが必要な人
スタンダード(33,000円)で進めやすいのは、調べて自己解決することが苦にならない人です。個別サポート付(82,500円)が合うのは、止まったときに自力で戻る方法がない人です。
- 簿記3級の内容をすでに理解している人
- 問題集の解説を読み込んで納得できる人
- 無料のYouTube講義(3級と2級の工業簿記)を見て、講義の進み方が合うと感じた人
- 簿記が初めてで用語から分からない人
- 独学で行き詰まって勉強をやめた経験がある人
- 身近に簿記を聞ける人がいない人
反対に、質問する機会がほとんどない人にとっては、49,500円の差が割高になります。
商業簿記の講義内容と2つのパックの違いは、公式ページで確認できます。
\ 差額の中身を公式ページで見よう /
※クレジットカードなら、決済後すぐに視聴できます
他社の質問対応と並べると
質問のしくみは、講座ごとに形が違います。公式ページで確認できた範囲で並べます。
| 講座 | 質問のしくみ |
|---|---|
| たぬ吉 スタンダード | 個別LINEサポートは付かない |
| たぬ吉 個別サポート付 | 個別LINEサポートが3か月間無制限 |
| スタディング 簿記2級(一括19,800円) | 学習Q&Aはチケット制。1チケットで1問、1枚1,100円・5枚5,500円で、講師が7日以内に回答 |
| クレアール | 公式ページで「毎日実施の質問会」と電話での質問を案内 |
スタディングのチケットは1枚1,100円なので、49,500円は45問分にあたります。別の会社の別の講座なので同じ内容の比較ではありませんが、差額の大きさをつかむ物差しにはなります。
質問のほかに、対応範囲や視聴期限、総額も比べたい人は、次の記事で5つの基準にまとめています。


迷ったときの決め方
迷ったときは、次の3つの順で決めると、サポート付が要るかどうかが見えてきます。
たぬ吉の資格塾は、3級と2級の工業簿記の講義をYouTubeで無料配信しています。見ながら「ここは誰かに聞きたい」と感じる回数が多いなら、サポート付を考える材料になります。無料でできることの範囲は簿記のYouTube独学の記事にまとめています。
サポートは3か月間なので、質問がいちばん出る時期に重ねるのがコツです。
利用規約の第4条では、決済後の返金・キャンセル・他商品への振替には原則応じないとされています(例外は規約に定めがあります)。スタンダードで始めてから切り替える前提では選ばないほうが安全です。詳しくは解約と返金の記事で整理しています。
また、個別サポート付は対応人数に限りがあるため、一定数の限定販売と案内されています。
よくある質問
- 質問なしでも合格できますか
合格は、質問対応の有無だけで決まるものではありません。
参考までに、商工会議所が公表している2級の合格率は、統一試験の第173回(2026年6月14日)が15.1%、ネット試験の2026年4月から6月が31.9%です。受験者全体の数字で、質問環境の有無ごとの結果ではありません。- テキストや問題集は付きますか
どちらのパックにも付きません。別に購入する必要があり、公式はTAC出版の「みんなが欲しかった」「スッキリわかる」シリーズか「パブロフ簿記」を推奨しています。
- 工業簿記も有料ですか
2級の工業簿記は、YouTubeで無料公開されています。有料なのは商業簿記の講義です。
参考にした公式ページ
参考にしたのは、たぬ吉の資格塾の日商簿記2級講座・サービス利用規約・特定商取引法に基づく表記、商工会議所の簿記サンプル問題・出題の意図と講評・受験者データ、スタディングの簿記講座とQ&Aサービス、クレアールの簿記講座の各公式ページです。
まとめ
33,000円と82,500円の差は、個別LINEサポート(3か月間無制限)の49,500円です。講義の見返しと問題集の解説で自己解決できる人はスタンダード、止まったときに頼る先が必要な人はサポート付が目安になります。
迷うなら、先に無料のYouTube講義で質問したくなる場面を確かめてから選びましょう。
2つのパックの内容は、公式ページで確認できます。
\ サポートの有無を決めてから選ぼう /
※視聴期限はなく、全23回の動画を何度でも見返せます

