簿記2級の勉強を始める前に、「合格まで何時間かかるのか」「独学で試験日に間に合うのか」が気になる人は多いです。
勉強時間の目安は、3級を学んだ経験があるかどうかで大きく変わります。
この記事では、各社の解説で示されている時間の目安と、独学のスケジュールの組み方、動画講座を併用するときの考え方を整理します。
- 勉強時間の目安は、3級経験者で約150〜350時間、初心者で約300〜500時間と解説によって幅があります
- 社会人は1日の学習時間から逆算してスケジュールを組むのが現実的です
- 理解に時間がかかる商業簿記は、動画講義で進度を短縮できる場合があります
- たぬきち簿記の商業簿記講義は33,000円(税込)で、工業簿記はYouTubeで無料公開されています
簿記2級の合格に必要な勉強時間の目安
結論として、簿記2級の勉強時間は、3級の学習経験があれば短く、初心者なら長くなると考えてください。
ただし、数字は発表元によって幅があるため、1つの数字を絶対視しないことが大切です。
| 発表元 | 3級の学習経験者 | 簿記初心者 |
|---|---|---|
| 資格の学校TAC | 200〜250時間程度 | 300〜350時間程度 |
| 生涯学習のユーキャン(経験者) | 250〜350時間 | 初学者は350〜500時間 |
| STUDYing(スタディング) | 150〜250時間(3級合格者でも2〜3カ月は必要) | 本記事では未確認 |
同じ「3級経験者」でも、数字に約100時間の差があります。
元の学習量や理解度で必要時間が変わるため、目安は幅で捉えるのが安全です。
上記は各社の解説ページに書かれている目安であり、合否を保証する数字ではありません。
試験範囲や出題形式は改定されることがあるため、最新情報は日本商工会議所の公式サイトで確認してください。
社会人が簿記2級の勉強時間を確保するスケジュールの組み方
勉強時間の目安が分かったら、次は試験日から逆算して1日の学習量を決めます。
ここでは、独学で進める場合の基本的な考え方を紹介します。
ステップ1:試験日から逆算して総時間を割り振る
たとえば総時間を250時間、学習期間を3カ月(約90日)とすると、1日あたり約2時間45分が必要です。
平日と休日で学習時間を変え、休日にまとめて取り戻す形にすると続けやすくなります。
ステップ2:インプットとアウトプットの比率を決める
勉強時間の前半は講義やテキストで理解し、後半は問題集と過去問に振り分けます。
インプットだけで終わらせず、過去問演習に最低でも期間の3分の1は使いましょう。
ステップ3:商業簿記と工業簿記の配分を決める
配点は商業簿記60点、工業簿記40点で、合格基準は100点満点中70点以上です。
工業簿記は範囲が比較的狭く、得点源にしやすいとする解説もあるため、早めに着手すると有利です。
上記は3カ月で進める場合の一例で、元の学習量に応じて期間は調整してください。
独学で勉強時間が伸びてしまう原因と動画講座の活用
同じ勉強時間でも、理解に時間がかかる人は進度が遅れがちです。
特に商業簿記は論点が多く、独学では分からない所で止まる時間が積み上がります。
そこで、講義形式の動画で全体像を先に押さえ、問題演習に時間を回す方法があります。
独学の限界をどう補うかは、こちらの記事で詳しくまとめています。

動画講座を併用する場合の具体例として、日商簿記講座で知られるたぬきち簿記を紹介します。
具体例:たぬきち簿記を併用する場合の料金と範囲
たぬきち簿記は、公認会計士のたぬ吉先生が運営する「公認会計士たぬ吉の資格塾」の日商簿記講座です。
2級の商業簿記は有料の動画講義で、工業簿記と3級はYouTubeで無料公開されています。
| プラン | 税込価格 | 内容 |
|---|---|---|
| スタンダードパック | 33,000円 | 商業簿記講義(全23回)・勘定科目総まとめPDF・視聴期限なし |
| 個別サポート付パック | 82,500円 | 上記に加えて、個別LINEサポート(3ヵ月間無制限) |
動画は4分〜42分程度で区切られているため、通勤時間や昼休みに1本ずつ進める使い方ができます。
個別サポート付パックは対応人数に限りがある限定販売のため、購入前に公式サイトで最新の状況を確認してください。
- 有料講義は商業簿記が中心で、工業簿記はYouTubeの無料講義を使う形になります
- 公式ページには返金に関する記載が見当たりません
- 料金やプラン内容は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトで確認してください
\ 商業簿記を動画で理解 /
※料金・プラン内容は公式サイトで最新情報をご確認ください
勉強時間を短縮したい人が確認したいポイント
動画を併用しても、勉強時間そのものがゼロになるわけではありません。
次の点を確認して、無理のない計画を立てましょう。
- 商業簿記の理屈がつかめず止まりやすい人
- 通勤や隙間時間で講義を聞きたい人
- 一度購入して無期限で見返したい人
- 講義を見るだけで問題演習をしない人
- 質問サポートを重視するのに33,000円のパックを選ぶ人(LINEサポートは82,500円のパックのみ)
- まず費用を抑えたい人(先にYouTubeの無料動画で相性を試せます)
YouTubeの無料動画でどこまで学べるかは、こちらで整理しています。

たぬきち簿記を使った教材の組み合わせ方は、こちらの記事が参考になります。

簿記2級の勉強時間に関するよくある質問
最後に、勉強時間と学習計画でよく出る疑問に答えます。
- 簿記2級は1カ月で合格できますか?
1カ月での合格は難しいとする解説が多く、3級合格者でも2〜3カ月を目安にするものがあります。
- 社会人は何時間勉強すればよいですか?
総時間を試験日までの日数で割り、1日の学習時間を決めるのが現実的です。
- 工業簿記だけ先に勉強してもいいですか?
工業簿記は範囲が比較的狭く、先に着手しても問題ありませんが、商業簿記の配点が60点である点は意識しましょう。
- 動画講座を使えば勉強時間は短くなりますか?
理解にかかる時間は短くなる場合がありますが、問題演習の時間は別に必要です。
まとめ:勉強時間は幅で捉え、試験日から逆算しよう
簿記2級の勉強時間は経験や教材で変わるため、幅で捉えて試験日から逆算するのがポイントです。
理解に時間がかかる部分は動画を使い、問題演習の時間をしっかり確保しましょう。
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※講座内容や最新の配信状況は公式サイトをご確認ください

